アレルギー性鼻炎
nose
アレルギー性鼻炎診療において従来の内服治療に加えて鼻粘膜のレーザー治療およびスギ花粉およびダニアレルギーに対する根治的治療である舌下免疫治療を行っています。
アレルギー性鼻炎の内服治療について
⓵服薬の中心が第2抗世代ヒスタミン薬です
鼻汁、くしゃみといったヒスタミンに誘発される症状を短期間に抑えてくれます
商品名では・アレグラ・クラリチン・アレジオン・エバステル・タリオン・アレロック
ジルテック ザイザル ビラノア デザレックスなどがあります
効果の強い薬のほうが眠気が強い傾向にあります
商品名では・アレグラ・クラリチン・アレジオン・エバステル・タリオン・アレロック
ジルテック ザイザル ビラノア デザレックスなどがあります
効果の強い薬のほうが眠気が強い傾向にあります
⓶ロイコトリエン拮抗薬は
特に鼻閉に有効性のある薬剤でガイドラインでは中等症の鼻閉がある患者さんに有効です。
・オノン・シングレア・キプレス・プランルカストなどが該当します。
抗ヒスタミン薬と比べると 効果があるまでにすこし時間がかかり
3割程度のかたが 抗ロイコトリエン薬が効きずらいと言われています
・オノン・シングレア・キプレス・プランルカストなどが該当します。
抗ヒスタミン薬と比べると 効果があるまでにすこし時間がかかり
3割程度のかたが 抗ロイコトリエン薬が効きずらいと言われています
ガイドラインという標準治療指針では中等症以上の鼻閉に対して
抗ロイコトリエン薬は推奨されています(小児 成人 共通のガイドラインです)
しかし 保険適応は小児では該当しないものもあります。成人に効果があるので小児に効かないはずがないのですが気管支喘息の保険病名が必要になります。
適応症は治験が製薬会社が行い厚労省が認めるものですが、ものによっては同一成分でも剤型の違いによって適応症が異なるものもあります。
小児用製剤は大人用などの場合は、治験が比較的容易な大人の適応とってから小児の適応をとる薬もありますが、そのままのものもあります。治験にはお金と時間がかかるからです。
ただガイドラインというのは該当科の共通した治療指針ですので、保険病名をいれておけば削られることはありません。
レセプトという保険診療審査も気管支喘息のように特定疾患管理料をいただいているわけではないので アレルギー性鼻炎で処方していることはわかっています。
摩訶不思議な保険診療です。
2011年からはオノンDSはアレルギー性鼻炎に適応になりました。
⓷点鼻薬は鼻粘膜局所の治療に有効です
点鼻ステロイド薬が主流です。
・ゾネックス・エリザス・アラミスト・フルナーゼなどがあります
ステロイドは全身投与すると副作用があり、そこで局所のみに投与することで、よい効果が得られます
市販の点鼻薬は、血管収縮薬が含まれていて、連用すると効きずらくなって点鼻薬性鼻炎になることもあるので注意が必要です。
・ゾネックス・エリザス・アラミスト・フルナーゼなどがあります
ステロイドは全身投与すると副作用があり、そこで局所のみに投与することで、よい効果が得られます
市販の点鼻薬は、血管収縮薬が含まれていて、連用すると効きずらくなって点鼻薬性鼻炎になることもあるので注意が必要です。